つわりの原因

妊娠後、楽しいマタニティーライフを最初に襲うのがつわり。

つわりには個人差はありますが、だいたい5~6週から始まり、

8~11週頃にピークを迎え、安定期に入る16週には落ち着いてきます。

 

実は、つわりの原因はまだ解明されていません。

① hCGホルモン説 (最も有力)

 

hCG(ヒト絨毛性ゴナトトロピン)

胎盤を育てる重要なホルモンですが、急激に増えることで、

吐き気中枢(脳の嘔吐中枢)を刺激すると考えられており、

つわりを引き起こすということです。

 

胎盤になる絨毛から分泌されるため、

つわりの症状は、胎盤が完成される安定期に入る頃になくなります。

 

 

② 母体と胎児を守るための生理反応という説

特に妊娠初期は胎児器官形成期で、

外部の毒素(細菌、化学物質など)に弱い時期。

個人によって異なりますが、匂いや食べ物を拒絶することで、

身体に良くないものを避ける本能的な適応反応だと考えられています。

 

 

 精神的ストレス説

心的ストレスや環境の変化がつわりを強くすることも多く、

心理的要因(妊娠継続・出産への不安など)が

脳の嘔吐中枢を敏感にする可能性も考えられます。

 

 

結論としては、

原因は1つでなくホルモン・防衛反応・精神的、複合的なことで起ります。

 

生理的、本能的な反応で、赤ちゃんを守るためですので、

お仕事も無理せずお過ごしください。

 

赤ちゃんはお母さんの子宮内膜や肝臓、筋肉に蓄えられた栄養を使って育ちますので、

ご安心ください。

最低限の水分・糖・塩(天然)は摂る必要はあります。

あい整体院