妊活をされていると、「腸活」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
子宮と腸。
少し離れていますが、腸内環境は、子宮内環境に影響することが最近の研究でわかってきています。
子宮内環境(子宮内フローラ)は妊娠率に影響を与えます。
そのため、不妊治療の一環で、子宮内フローラ検査があります。
最も重要な善玉菌が、ラクトバチルス(乳酸菌の一種)。
ラクトバチルスの割合:80%以上を正常群とし、
異常群と比較し、妊娠率:約2倍、生児獲得率:約10倍 という報告もされています。
ラクトバチルスが少ない環境は、子宮内膜炎を引き起こす可能性が高くなり、
その結果、不妊や妊娠継続に影響を及ぼしているかもしれません。
悪い菌の感染の影響で、慢性子宮内膜炎となり、子宮内膜で免疫活動が活発になると、
受精胚を異物として間違えて攻撃してしまい、妊娠率の低下につながる可能性があります。
【子宮内フローラ(子宮内の細菌環境)が乱れる原因】
腸内環境と同様に、食習慣・生活習慣の乱れや過度なストレス、免疫力の低下など。
糖・食品添加物、加工食品と摂りすぎは要注意。
【子宮内フローラ改善のための栄養・食事】
・納豆(発酵食品)
・味噌(発酵食品)
・ぬか漬け(発酵食品)
・玄米・発芽玄米(食物繊維)
・わかめ、昆布など(食物繊維)
・納豆・おから・いも類・根菜類(食物繊維)
腸内・子宮内環境は、日々の積み重ねで変化してくれます。
3カ月以上継続できることが理想ですが、
まずは、1ヶ月を目標に取り組んでみてください。
お電話ありがとうございます、
あい整体院でございます。