夜驚症 10代 男性・ 広島市
【症状:発熱時・睡眠中の異常行動】
夜驚症(やきょうしょう)と夢遊病は「睡眠時随伴症」の代表的なもので、大人よりも子供(3才~6才)によくみられます。
睡眠時随伴症:睡眠中に起こる異常な行動
夜驚症は、恐怖に襲われ、かん高い叫び声や泣き声をあげて、突然目を覚まします。
不完全に、部分的に起きている状態になり、パニックになる覚醒障害です。
一般的には、自然治癒するため、治療は必要ないといわれています。
はっきりとした原因は不明ですが、
日中起きているときに経験した興奮・恐怖・不安などの精神的ストレスが大きく影響していると思われます。
幼児の頃から、特に熱が出た時に、夜驚症になる11才の男児。
お母様がとても心配され、本人も熱が出ることが不安で怖いとのこと。
「くいしばり・歯ぎしり」を指摘すると、
ここ1年前頃から、寝ているときにくいしばり、歯ぎしりが強くなってきた様子。
今回は、彼自身が我慢していること・ダメ出ししている自分を
解放する施術で終了。
数ヶ月後、整体後に初めての発熱。
熱は出たけど、初めてパニックになることは無かった
とのご報告。
飲酒時や睡眠中は抑圧した感情のフタが開きます。
それを抑えようとすると、食いしばり・歯ぎしりの原因にもなります。
症状は、こころの状態を表現してくれます。
それを薬で抑えるだけですと、
さらに自分にフタをし、抑圧することになります。
無自覚、無意識なことが厄介ですが、
症状が、自分と向き合うきっかけになります。
症状に感謝ですね。
お電話ありがとうございます、
あい整体院でございます。