起立性調節障害 ✖ 潜在意識

起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)

基本的に自律神経の調節の乱れによって起こります。

大人でもなりますが、ほとんどが小学生高学年から高校生頃・思春期に好発します。

 

〇 朝起きようと思っても起きられない

〇 朝、頭痛や腹痛で布団から出られない

〇 起床してしばらく経たないと食事等できない

〇 午後になるとようやく活動できるが、夜なかなか寝付けない

 

真面目で周囲の期待に応えて頑張ろうとする子供に多い傾向にあり、

心理的な要因が関与するので、そのサポートも必要となります。

 

逆に、学校に行きたくないという「わがまま」「怠け」と捉えられてしまうケースもよくありますので、注意が必要です。

 

 

精神的、潜在的な感情が大きく影響しているため、

規則正しい生活をしたり、水分をしっかりとることも大切ですが、

なかなかそれだけで改善することはありません。

 

潜在的なストレス親子関係の影響も絡み合っており、

実際、母親・父親が、ご自身の価値観・常識の押し付けや期待など、子育ての俯瞰・客観視ができるようになると、

お子様の症状が改善することはよくあります。

 

心の声を、身体で表現していることして、丁寧に焦らず、受け入れていくことが大切です。

身体へのアプローチ(生活リズム・睡眠や栄養・運動など)と、

心へのアプローチ(潜在意識・受容など)を並行して行うことで、早期の改善・再発防止につながります。

あい整体院